映画

「ネタバレあり」夏へのトンネル、さよならの出口

2022/9/9に公開された「夏へのトンネル、さよならの出口」

公式のホームページはこちら

遅くなりましたがやっと時間が取れたので鑑賞できました

相変わらず予備知識無しで鑑賞していますのでご容赦下さい

オススメ度

★★★★☆(4点)

原作知らなくても楽しめるか?

楽しめます

男女比

鑑賞した回では6:4で男性が多く感じました

さらに、お1人様や友人と来ている人が多い印象を受けました

座席

ファーストデイ+AMの鑑賞+公開日から時間がたったと要因は重なりましたが

席は全体の6割程埋まっていました

 

ネタバレが始まります

 

あらずし

 

王道の学生青春ラブストーリー

塔野カオル

片田舎に住む音楽ばかり聴いている孤独な学生

家庭環境に問題があり家でも自室に居ることが多い

花城あんず

転校初日から話かかけてくる人すべてを跳ねのける強い人

クラスの番長的な人に目を付けられても相手を殴って黙らせるタイプ

夢を追いかけるために亡くなった祖父の家があるこちらに転校

貸し借りと共同戦線

出会いは土砂降りの日

学校帰りの駅のホームでこの辺では見かけない

彼女が傘も持たずに駅のホームで電車を待っているます

何故だか彼女が気になり彼は彼女に話しかけ、傘を持っていないことから彼が傘を貸す事になります

 

この地方には欲しい物が手に入るウラシマトンネルがあります

ある日、トンネルを発見した「塔野カオル」

トンネルの内部は足首まで水嵩があり鳥居が延々と続いています

初めて鳥居に入った時に昔飼っていたインコを連れ帰りこれはウラシマトンネルだと確信を得ます

そこで、再度トンネルに入った所で「花城あんず」に見つかりトンネルの存在が知られてしまいます

2人とも欲しい物がありその為にトンネルの調査をする共同戦線が始まります

調査の結果トンネルの秘密がどんどん分かってきます

  • トンネル内部では時間の流れが違う
  • 鳥居を境に時間の流れが変化する
  • 電話、メールも届かない

彼は何度も行った調査の中でトンネルについて一つの確信を得ます

さらに、トンネルを調べる時間を共にすることでお互いの欲しい物がわかります

塔野カオルは「自分が原因による事故で死んでしまった妹」

花城あんずは「祖父との繋がりを大切にしたいがために漫画家の才能」

ウラシマトンネル

お互いに欲しい物が分かりさらに、調査を進める2人

そこで漫画家になりたいと願う「花城あんず」の書いた漫画を目にする機会があります

「塔野カオル」が折角書いた物なら編集に応募してみてはと勧めます

初めは嫌がっていましたが説得もあり応募することに

その数日後、編集者から連絡が来て担当がつくことになります

彼の家でも父親の再婚話や編集者の目に止まった事ともあり段々とお互いの環境が変わり

夏休みを利用してトンネルに入ろうとしていたのを延期にします

ですが、彼は彼女に嘘をついたのです

彼は一人でトンネルに入り、トンネルの事と彼女への謝罪をメールで送り携帯を捨てます

 

彼が居ない事に気づきトンネルに向かいますが彼の姿はもうありませんでした

そこで、彼からのメールがそれは

ウラシマトンネルは「欲しい物」では無く「過去に無くした物」が手に入るトンネルである

だから、彼女の欲しい物は手に入らない

妹を見つけるまでは帰らない

そして、漫画を描き続けいつか出てきた僕に君の漫画を見せて欲しい

このメールを貰った彼女はトンネルに入る事を辞め漫画家を目指します

先の見えない恋

彼はトンネルの中をひたすら進み妹を見つけトンネルの中で過ごします

妹と過ごすなか途中で捨てたはずの携帯が手元にありメールが届きます

そこには、彼女が彼に彼に置いて行かれた気持ちやその後の人生で漫画家になって

デビューをしたことが書かれていました

次第に、彼女への思いが強くなり妹の応援もあり彼は彼女に会うためにトンネルをでる決意をします

彼女へのメールを一通送ります

彼女も現実の世界で漫画の連載も終わり、彼への思いもあったのがしれませんが

漫画が描けなくなっていました

そのんなか彼女は彼と初めて出会った駅のホームで座っています

思いがこみ上げたのか誰も居ない駅で号泣してしまいす

そこで、届くことが無いはずの携帯にメールが届きます

彼女がメールを見ると

「大好きだ」

彼からのメールでした

彼女は駆け出してトンネルに向かいトンネルの中で倒れている彼を発見します

そして、共に外にでてお互いの事、これからの事を話し最後に雨が降ってきます

彼が彼女の持っていた傘に気づき傘をさします

そこで、彼はその傘が昔貸した傘であることに気づきます

ここで物語はおわります

まとめ

私は原作を読んでいないですが映画だけでも十分に楽しめました

最後まで見て作中に出てくる傘が2人を繋いでいることにはとても感動しました

ラブコメ好きの私としては2人がそれぞれを思いあう姿はとても心に来るものがあります

公開されてから時間がたってしまいましたが映画館で是非、鑑賞してみて下さい