映画

【ネタバレ】5分で分かる。命がけの航海「ドラキュラ」

 

 

公式サイト:ドラキュラ デメテル号最後の航海

公開日:2023/9/8

鑑賞してきましたので個人レビューになります

原作:『吸血鬼ドラキュラ』から「デメテル号船長の航海日誌」(キャプテンログ)

著者:ブラムストーカー

 

オススメ度

7点

初見でも楽しめるか?

楽しめます

映画館の状況

[男女比] 7:3 男性が多い

[座席] 全体の4割程のうまり

[ソロ勢] 殆どがソロ勢でした

 

あらすじ

時代は黒人差別や女性が船乗りの船に乗ることを差別する時代

カルパチア地方(*)からロンドンまで謎の木箱を運ぶ船

途中の港で人員を補充し後はロンドンへ行くのみ

航海中荷物から衰弱した密航者を捕まえる

密航者を看病していると船では毎夜、不可解な事件が起きる

事件を探るも手がかりが掴めずついには乗組員が事件にあう

密航者の助けを借りてロンドンまでたどり着けるのか

(*)=中央ヨーロッパ東部に位置するこの山脈、ウクライナの山岳民族であるレムコ、ボイコ、フツルの人たちが暮らしている地域となります

序章

嵐の夜

物語は嵐の夜「イングランド」の海岸に難破船が海岸に着岸した所から始まります

着岸した難破船を捜索する海岸警備員、船には誰も居らず警備員の1人がある手記を発見した

手記は船長が書き記したのもであり、船の航海日誌や船でおきた悲惨な事件について書かれていた

それぞれの役目

謎の木箱を運ぶデメテル号

航海の途中で寄った港町でそれまで(元々の契約)乗っていた一部の船員と別れ新たに船員を補充する為に船員用の職安へ

この時代は黒人や船に女性が乗る事への偏見が残っている時代です

数名、人員の候補が居ましたが船の積み荷を見ると縁起が悪いと船を降りてしまいます

結局、補充できたのは黒人の医者のみ

補充した「黒人の船医」を入れ「船長」、「船長の孫」と「数名の船員」で目的地であるロンドンへ出発します

長い船旅ですのでそれぞれ役目があります

船長の孫にもしっかりと役割があり船長から任されているとしっかり者です

彼の仕事は動物のお世話

荷物の他にも動物を数種類つれておりそのお世話を任されています

 

不可思議な日々

最初の異変

港を出発して数日たったある日

荷物の異変に気付きます

調べるとそこには女性がいました

密航者として捕らえるも酷く衰弱しており船医の治療を受けますが、起きる事もできすずっと寝たままでした

密航者の女性が治療を受けている日から夜になると船で不思議な事件が起きる様になります

夜営をしている船員が何かの気配を感じたり、飼育している動物達が次々に襲われ絶命してしまいます

そして、襲われ方にもある共通点が…

それは、首元をかまれ血が抜かれていることです

船長命令で船全体を調べますが事件の手がかりも掴めず、次第にみんなが疑心暗鬼になっていきます

疑惑は確信へ

不穏な日々が続く中ついに船員にも犠牲者がでます

そんな時、衰弱していた女性が目を覚ましす

女性は船の状況を聞き取り乱します

混乱する女性を落ち着ける船医

女性と話しをすると船で起きている事件の真相を知っている口ぶりへ

非現実的な事を話す女性を信じようとしない船員

女性が口にした敵の正体は「ドラキュラ」

女性はドラキュラが支配していた村の女性であり、ドラキュラが海を渡る間の食事係りでした

食事である女性が居なくなった事でドラキュラが船員を襲う様になったのです

 

そんな中、船員に再度犠牲者がでます

傷を負っていますが一命を取り留める船員を船医が処置します

船長は夜警をするときは武器を持ち名1組で見張りをするようにと

船医があることに気づきます

犠牲者は一夜に1人

残りの航海日数を計算してドラキュラが人数を制限して襲っていたのです

命を懸けて

ドラキュラ倒そうと船員一段となってドラキュラを迎える準備をします

準備万端で夜になり待ち構えているとまさか予想外の事が

なんとドラキュラに翼があり空を飛べました

まさかの出来事に船員が次々と犠牲になりその日は敗北してしまいます

さらなる権能

ドラキュラに襲われ一命を取り留めた人には残酷な未来があります

奇跡的に生還した様に見えますが実際は死んでおり目覚めても生者を襲う様になります

桁外れのパワーで襲ってきますがドラキュラの血族らしく日光が弱点

日光に浴びると燃え尽きてしまいます

犠牲者の1人に船長の孫がいます

孫との唐突な別れに現実を受け入れれない船長

孫を埋葬する時に麻袋が動いているかもと袋を開けてしまいます

眷属になった孫に襲われる事になるが日光の力もあり火傷でその場をやり過ごします

悲しみに暮れる船長ですが船員達も命が掛かっているので次の戦闘に備えます

最後の日

航海も終わりに近づいた日

船員は生き残る為に覚悟を決めます

ドラキュラを確実に倒すために「船を犠牲」にする

最後の作戦は、イングランドの海岸が見えた所で船を破壊して小舟で逃げる事

ただ、その日は嵐み見舞われ天候は最悪でした

ドラキュラも黙ってみているわけでは無く次々に船員を襲います

船の破壊に成功し生き残っている船医と女性がドラキュラと対決します

最後はドラキュラも船医達も船から投げ出され海へ落ちてしまいます

そして冒頭の無人の船が海岸に着くシーンへたどり着きます

次回作あるかも?

海に落ちた船医と女性

戦闘中の傷や元からの傷で眷属化のスピードが見る見る現れます

女性は最後位自分で選ぶを自ら太陽に向かい泳いて行き燃え尽きてしまいます

生き残ったのは船医のみ

ドラキュラの死体も上がらずロンドンに紛れ込んだ敵を追う為、船医は生涯をかけドラキュラ倒す事を誓い終わりを迎えます

まとめ

時期的に少し遅れ来たホラー映画ですがとても楽しく鑑賞できました

船という限られた空間での恐怖と未知の強者への恐怖が観ていてハラハラし引き込まれました

ホラー好き、モンスターホラー好きには是非、見て欲しい作品です