
こんにちは
いきなりですが今、勤めている職場どんな理由でその職場に決めましたか?
又、これから勤めようとしてる方は何が決め手でそこを選びましたか?
- 給料
- シフト
- ショート夜勤
- ロング夜勤
- 公休の数
- 建物がきれい
- スキルアップができる
- なんとなく
職場を選ぶ条件は人によって色々あると思います
たくさんの、条件があるなかで今回は、自分の技量に不安がある、しっかりと指導して欲しい、早く技術を身に着けたいなど自分の技術に不安がありしっかりと技量を身に着けたい人向けにオススメする施設を紹介していきます
- スキルアップしにくい施設が分かる
- スキルアップがしやすい施設が分かる
- 自分のペースで成長が出来る職場を選べる
施設のも種類があります
まずは、介護施設について知って欲しい事があります
一般的に介護施設とまとめられていますが、高齢者施設には大まかに分けて3種類の施設があります
- 特別養護老人ホーム = 特養(従来型・ユニット型)
- 介護老人保険施設 = 老健
- 有料老人ホーム = 有料
それぞれの施設に特徴があり簡単に説明します
①従来型 特別養護老人ホーム
一般的に介護施設と言われるとこのタイプの施設を指します
1人部屋~4人部屋などの部屋があります
建物の構造が病院と似ており1フロアに1~2カ所の食堂がありみんなが部屋から出てきてそこでご飯を食べたり、集団生活をします
イメージしずらい方は病院の入院病棟をイメージすると分かりやすいと思います
②ユニット型 特別養護老人ホーム
時代の流れとしては、こちらが主流になっています
現在の新規オープンの介護施設は、ほぼユニット型になります
従来型とは違い全室個室のお部屋ですが施設によりトイレは2部屋に1つな所もあります
フロア全体では無くユニットといわれる、約10人の集団に分かれて生活をします
③介護老人保健施設(老健)
立ち位置としては病院と自宅の中間の施設
病院の併設などが多く、看護師が常在しています
病院での治療は終わったが自宅に何らかの理由(*)で戻れない人が利用する場所です
*介護が必要だが自宅の準備が出来ていない為の利用、入院する程でもないが医療的ケアがもう少し必要、施設に入る前のワンクッション、リハビリが必要など
こちらは、入居の期限があり継続しての利用はできません
④有料老人ホーム(有料)
すごく簡単に説明すると、利用料が高いがサービスもある程度の質がある特別養護老人ホーム
技術を上げるならここ!!
初めて施設に勤める方、施設経験が少ない方、自分の介護技術を上げたい方にには共通してこちらの施設をオススメします
従来型の特別養護老人ホーム
これは私が従来型、ユニット型共に経験したことから、新人時代は従来型に勤めてよかったと思います
オススメする理由
- OJTがしっかりしている
- 先輩の技術を見て学べる回数が多い
- 1人でいる時間が少ないので安心できる
- 指導者と共に実践できる回数が多い
OJTとは?
OJTとは「On the Job Training」の略語
新人や業務未経験者に必要なスキルや知識を、上司や先輩などのトレーナー(OJT担当者)が実務を通じて指導していく教育方法の1つです
いくつかの施設を経験してますが従来型の施設の方がしっかりとした指導システムがある印象でした
経験値を獲得しやすい
従来型は経験を積みやすい環境にあります
何故かといえば、実践回数、指導期間ともに従来型の方が多いからです
介助量が多いと感じてしまうかも知れませんが、指導を受ける回数が多くなる、先輩の技術を見る回数が増えるので経験値を獲得しやすい環境といえます
例①食事介助
従来型 α(入居者の人数)× 1日/2回
ユニット型 α(入居者の人数)× 1日/2回
*このα(入居者の人数)の数がユニット型より多く必然と回数も多くなります
初めは覚える事も多く大変かも知れません
ですが、「介助が多い」=「試行回数が多い」ので、自分の経験になります
試行回数が多いと色々な状況を指導付で経験できるので困る状況になることを減らせるメリットがあります
私は現場で使う技術については「習うより慣れよ」タイプな大切なのでこの経験がなにより大切だと思っています
マイペースに成長したいならここ!
介護施設の経験がありスキルアップをしたいと思うなら、介護施設はここをオススメします
ユニット型の特養養護老人ホーム
オススメする理由
- ゆっくりと成長したい
- 個別対応が多い
- (従来型に比べ)入居者の数が少ない
マイペースに成長が出来る
ユニット型は従来型に比べ介助量が少ない(上記表参照)ですがその分1つの介助をしっかりやる事で正しい技術の定着が狙えます
ある程度、経験のある職員を指導するのは正直難しいので、自ら他職員の介護技術を観て成長できるいいタイミングだと思います
個別対応もある
ユニット型の特徴といえる【個別対応】を学べるタイミングが多いです
個別対応…一律の介助では無く入居者1人1人にあったサービスを提供する事
例①:食事
お膳を厨房から上がってきた物をそのまま提供ではなくユニットでさらに刻む、お皿を変えるなど
例②:排泄
入居者別にトイレ誘導の時間を設定している
入居者が少ない!?
ユニット型では担当する入居者の人数が従来型より少ないです
従来型………1フロア約30人前後
ユニット型…1フロア約20人前後(*固定配置が出来てれば約10人前後)
担当する入居者が少ないメリットは入居者1人の事をより深く知れる事です
又、入居者1人に使える時間が増えコミュニケーションをとれる時間も増えます
コミュニケーションが苦手な職員からしたら少し苦手かもしれませんが、個別対応もあるのでこの時間が大切だったりします
間違えないでほしいのは、従来型、ユニット型共に忙しいかったり大変な所はあるので「入居者が少ない=仕事が楽」ではありませんので注意して下さい
まとめ
今回の記事では従来型施設、ユニット型施設を選ぶ際のポイントとして
「技術力を上げる為の成長できる施設の違い」を紹介しました
- 施設経験がほぼ初めて
- 技術力を上げたい
- しっかりと指導が欲しい
- 早く一人前になりたい
- 介護施設経験がある
- マイペースに成長したい
- 入居者1人1人に向き合う時間が欲しい
簡単にまとめると上記の様な感じになります
転職や施設選びの参考にしてぜひ自分の技術力を上げるのも1つの目標にして選んで見て下さい
