
10/7に公開に2作品同時公開されました
「僕が愛したすべての君へ」
「君を愛したひとりの僕へ」
今回は公開された片方の作品「君を愛したひとりの僕へ」を鑑賞して来ました
公式サイトはこちら
*どちらを先に観ても楽しめるそうなので参考にして下さい
個人レビュー
7点
楽しめます
公開され約2週間後の平日PMの回
男女比 7:3 (男性が多い)
座席 小さいスクリーンで4割程の埋まり
ここからネタバレになります
あらすじ
平行世界が実証された世界
日々、人は小さな世界移動を繰り返している
それを数値化、研究している「虚質科学研究所」
今作は、互いに研究員を親に持つ【高崎 暦(CV.宮沢 氷魚)】と【佐藤 栞(CV.蒔田 彩珠)のラブストーリーになります
*同時公開された「僕が愛したすべての君へ」と同じく2人の人生を出会いから終わりまで描いています
強烈な出会い
2人とも親が離婚しています
その為、子どもの頃は研究所の託児所で過ごす日々が多くなります
ある日、高崎暦が託児所で泣いている所で佐藤栞と出会います
栞は泣いている理由を聞きその願いを叶えるため
研究所の機械を勝手にいじり暦を世界移動させます
その、世界で夢は叶いましたが自分の知っている世界との違いに違和感を覚える暦
自分の世界に戻ってきた暦は栞に会いに行きます
そこで、何故自分の世界移動を手伝ったのか理由を聞き
次は栞の為にもう一度、世界移動をしようとします
2回目は親によって止められてしましますが、家庭環境が似ている事もあり
2人はどんどん、仲良くなっていきます
壮絶な別れ
2人は同じ時間を共に過ごしながら成長します
そして、お互いに思い合いこのまま大人になるだろうと思っていた矢先
父親から再婚の話を告げられます
再婚相手は栞の母
再婚してしまうと2人は義兄妹になってしまう分けです
2人はここまま大人になって、このまま結婚するんだろうなぁと漠然に思っていましたが
結婚ができなくなりその為に、両親に再婚を中止してとも言えませんでした
*ここに親子の人間味あふれる一面として両親、子ども共々お互いの恋愛事情に一切気付かなかったと言っています
因みに、養子縁組を組んでいなければ連れ子同士の結婚は可能だそうです
人生の決断
2人はある決断をします
2人が結婚できる世界へ行こうと
2人で機械に入り移動をします
そして、両親が離婚していない=再婚する事がない世界に行きます
暫くし自分の世界に戻ってしまいますが機械から出るときに異変に気付きます
栞の心臓が止まっており、意識がありませんでした
病院の診断では脳死
直前まで世界移動をしていた事から研究所は別の可能性を探します
そんな中、暦は交差点に立つ栞を見つけます
ただ、話はできるが、触れられない、交差点から動けない、暦にしか見えない
原因を調べ、栞は移動先の世界で事故に遭っていました
その為、元の身体に戻ることができず事故現場の交差点から動けなくなってしまったのです
栞の状態を知った暦は決断をします
栞を絶対に救う
暦はこの1つ決断を貫くことに人生を捧げます
すべては自分の後悔と彼女のため
事故の原因は自分にある
暦は高校生になり学業以外のすべてを「虚質科学」の勉強をします
自頭の良さも相まって高校卒業と同時に研究員になり
「虚質科学」分野においてもいくつかの功績を積んでいきます
栞に会いに行き暦にしか見えない為、交差点で話をすると他人からは異質な目を向けられますが
お互いに気にする様子は無くお互いのしか見えていない
研究を続ける事で、暦は室長と呼ばれるようになります
1人での研究に拘わっていましたがある日、助手がつく事になります
助手の名前は【瀧川和音】
話をすると彼女にも交差点の栞がぼんやりだが見える時があるとの事
暦は和音にすべてを打ち明けます
栞を救う未発見の方法「タイムシフト」
*詳しくは映画で見て下さい*
彼は研究の末、タイムシフトの方法を発見します
発見後も仮説の立証などに膨大や時間を費やします
発見同時は30~40代ほど
いくつかの懸念点を払拭する為、決行した日は暦が無くなる数日前
そして、その研究に付き合い唯一の協力者である和音も立派なおばあちゃんへ
タイムシフトの弱点として実行すれば暦は脳死になってしまい、和音は手伝った事になってしまう事
もちろん、2人はその事を理解して決行します
まとめ
終盤になるにつれ2つ作品の結びつきが強くなっていきます
暦が目指したのは2人が出会わない世界
時間移動により元の世界の意識は無くなってしまいますが移動前に2人はある約束をします
出会わない世界、お互いの事を知りもしませんが移動してから
60年後の今日この交差点で会おう
この言葉を最後に2人は移動をします
移動先の世界が「僕が愛したすべての君へ」に繋がります
そして、約束は果たされたのか作中で栞が言っていたある言葉をヒントにラストを見て下さい!
良ければ、こちらのレビューも読んで頂ければ幸いです
【ネタバレ無し】僕が愛したすべての君へ